クラウドファンディングご支援ありがとうございました!!
「がちかん」を広く一般に届けるため、クラウドファンディングを募りました。
ありがたいことに26人の方にご支援いただき、目標を上回る額でCFを達成いたしました。
集まった資金で商品化することができ、多くの方に「がちかん」で遊んでいただいています!
今後ともNaLab.をよろしくお願いいたします。
2018年2月19日に環境科学コースの教員と学生との親睦会があり、NaLab.も「がちかん」を持ち込み参加、皆さんに遊んでもらいました!以下NaLab.(N)と参加者A, B, C, D、T先生の対話形式でその一部をお届けします。
N:
「がちかんでは参加プレイヤーに順番に手番が回り、「開発」政策か「保全」政策のどちらかのカードを引くことができます。「開発」は「保全」と比べるとポイントが高いのですが、後々環境問題を引き起こしやすくなるので注意してください!」
A:「じゃぁ開発で!道路を増設して40ポイント獲得しました!」
B:「わたしは保全で...環境に配慮した企業を優遇します、ということです。30ポイント入りました。」
C:「わたしも開発で!鉱山開発しました!廃水とか大丈夫かな、後でやばそうかも...60ポイントです」
D:「ここは開発でしょう!新規化学物質開発しました。40ポイントです」
N:「環境科学コースの学生達なのに、まさかの環境問題を敢えて起こすスタイル(笑)」
A:「いやー、やっぱり勝ちにいかないと!もう一度開発で!あ、ポイント高い!第二次産業へ資本を集中しました!80ポイント」
N:「これでA国は開発カードが2枚以上、開発ポイントが120ポイントになったので、サイコロを振って1か2の目が出たら環境問題が起こります。はい、どうぞ!(サイコロを手渡す)」
A:「うわーーー!!1出しちゃったーーー!!これどうなるんですか?あ、この問題カードを引けば良いんですね......」
A:「大気汚染の深刻化でマイナス60!!え〜と、風下の国にも影響したので右隣にも被害が出たって書いてあるけど...」
D:「右隣...って、えーーー!!それ私!!ちょっと〜何してくれるの!!」
N:「まず手持ちのカードで問題に対する対策が可能かを議論します。通常ルールでは問題が発生した場合には保全カードのみで対策できるため(※注1)マイナス60ポイント確定なのですが、今日は特別ルールで開発カードでも対策できるようにしてみましょう。A国は大気汚染に対して現状何らかの対策はできますか?」
A:「え〜〜〜...いや〜、第二次産業に資本集中して思いっきり排気ガス出してるからなぁ...」
C:「もうやらかしちゃってるから言い逃れできないよね(笑)」
N:「対策できないとなるとマイナス60ポイントで、その後更に追求(※注2)されて減点もありうるんだけど...」
A:「え〜やばい!!でもなぁ〜〜〜」
T先生:「第二次産業に力を入れているんだったら大気汚染を軽減できますよ」
A, B, C, D:「!!!???」
T先生:「第二次産業に力を入れているということは触媒化学の開発も進んでいますよね?優れた触媒の開発というのはそういった排気ガスの対策に非常にクリティカルに効きますから」
A:「なるほどーーー!!はい、そうです。うちの国は排気ガス処理に使える触媒をばんばん作ってますので大丈夫です!」
D:「いやいやいや!!そうは言っても既にうちに流れ込んできてるから!!」
...と、こんな感じのディベートで「がち」なバトルを繰り広げるのが「がちかん」の特色です。
※注1: 本来政策は「開発」と「保全」の2つに分けられる訳ではありませんし、「開発」の中のカードにも環境保全や問題の解決に役立つ要素が沢山盛り込まれていますが、ポイント調整のために通常ルールでは対策は「保全」でのみ可能というルールにしています。
※注2:「追求」は環境問題を起こした国王がその問題を起こす原因を作ったり、問題を更に悪化させるような開発カードを持っているとき、他の国王が指摘することで発生します。
次に「がちかん」のルールを見てみましょう。